天理教2.0になるためのコムヨシブログ

23歳で天理教の教会長に就任。 従来の布教活動を心から楽しめず、自暴自棄になる。 ブログという新しい可能性と出会い、新しい教会と信仰のあり方を模索。 お供えに依存しない教会を目指し、自分の才能を活かして自分の力で稼せぎ、のびのびと楽しい信仰のあり方や生き方である【天理教2.0】を自分のスタンダードにしたいと考えている。 青森県出身 天理高校卒 天理教語学院スペイン語コース卒 天理教コロンビア出張所にて2年間勤務。上級青年勤め後23歳で会長就任。既婚/子供3人/33歳

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「変わりたいなら挑戦の他に道はない!」加速が止まらないワクワク男の挑戦秘話

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ここ1年〜2年で「子ども食堂」を運営する教会が増えてきているのか、SNSでの発信をよく見るようになりましたね。

 

「ウチでもやってみたいけど…」

 

と思っていながらも躊躇してしまっている方も多いのではないでしょうか。

 

今回紹介する【伊勢谷くん】は躊躇どころか、以前は子ども食堂に対してかなりドライな感情を抱いていたそう。

 

そんな彼が昨年(2018年)の5月のプレオープンを皮切りに、月に一度の開催を継続させ、ここ最近は60人前後の人が集まることも珍しくない程に成長させています。

 

しかも伊勢谷くんは子ども食堂のスタートと同時に「お話会」も始めています。

 

 子ども食堂に対してドライな感情を抱いていた伊勢谷くんが、なぜ子ども食堂に挑戦し、なおかつお話会もスタートさせたのか。

 

気になりますよね?

 

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【伊勢谷 和海】(いせたに かずみ)青年会東海分会委員長。愛知県出身。天理高校天理大学を経て天理学寮北寮幹事を務める。大教会青年を3年間務め、現在は自教会で精力的に活動中。

 

 

 

トラブル多発で八方塞りの状況から生まれた親とのコミュニケーション

 

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子ども食堂に来てくれる人が毎回すごい人数だけど、そもそもなんで子ども食堂始めたの?

 

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子ども食堂を始めたのは去年(2018年)の5月だね。 きっかけは、さらに前の年の9月頃まで遡るんだけど。

 

父(教会長)が修養科の一期講師で9月〜11月まで不在だったんだけど、父が不在になったとたんに信者さんの事情(トラブル)が相次いで、にっちもさっちもいかなくなったんだよね。

 

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会長さんが不在になったとたんに相次ぐって凄いね…めちゃくちゃ大変だったんじゃない?

 

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そう。あまりにも多発するし、どうにも出来ないし。

 

それで母親も落ち込んじゃってね。

 

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それでどうしたの?

 

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「これはもう神様にすがるしか方法がない」っていう事で母と意見が一致して、翌日から毎日教会周辺を神名流しをしたり月次祭のお下がりを地域に配るようになったんだよね。

 

そういうことを始めてから地域との繋がりとか関係性がすごくよくなったりして、その辺から親との会話も増えて、自然な流れで「子ども食堂」っていうワードが出てきたんだよね。

 

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なるほど。

 

・地域との繋がり
・親とのコミュニケーション

 

この関係性を育てるための選択肢の1つとして「子ども食堂」が浮上してきたってことだね。

 

 

 

「これっておたすけやん!」見学で確信した子ども食堂の可能性

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子ども食堂のノウハウとかはあったの?

 

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ノウハウは全くなかったよ。

 

同じ教区内に数年前から子ども食堂をやってる教会があったから、存在は知ってるっていう程度の認識だったね。

 

当時はむしろドライな感じで眺めてたくらいだから(笑)

 

 

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ドライな感じって具体的にどんな感情だったわけ?

 

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教会で定食屋をやってんのかな?っていうイメージ(笑)。

 

単なる商売っていうイメージだったから、教会としてタブーなんじゃないの?っていうのが率直な感想だったかなー。

 

地域との繋がりを意識するようになってから少しずつ興味が出てきた感じ。

 

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なるほど。

 

よし、やろう!って決意したタイミングとかあったの?

 

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偶然にも子ども食堂をやっているその教会の会長さんとの繋がりができたんだよね。

 

それで子ども食堂の見学に行かしてもらったんだけど、まー衝撃だったよね。

 

お客さんが会長さんに相談事をしている場面にたまたま居合わせたんだけど、「これっておたすけやん!」ってものすごい衝撃と可能性を感じたんだ。

 

それがプレオープンの2ヶ月前。

 

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見学から2ヶ月間で準備してオープンまで持ってくって、かなりのスピードだね!

 

 

 

「自主的」「楽しむ」を勝手に実践してくれてる「台所ママ」の存在が継続のモチベーション

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見学には伊勢谷のお母さんも同行したみたいだけど、その辺の効果はどうだったの?

 

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母親がすごく張り切ってくれて。

 

見学先の会長さんから
「スタッフは信者さんじゃなく地域の人でやったほうがいいよ。信者さんだと御用になっちゃってやらされてる感が出ちゃうから。」
っていうアドバイスもらってたんだけど、

 

母親がママ友(敢えてそう呼んでるそうです…)にダメ元で声かけたら、いきなり5人もスタッフで参加してくれて。

そこは本当に感謝だよね。母親にもママ友にも。
 

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実際にオープンしてみてどうだったの?

 

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初回に来てくれたお客さんは1組の家族だけだったの。でも教会に人が出入りする姿ってすごく新鮮で。

 

それと、スタッフで手伝ってくれてたママ友(以後:台所ママ)さん達がすごく喜んでくれたの。

 

「次回はこんなメニューにしよう!」とか「玄関に飾り付けしよう!」とかたくさん提案してくれたんだよ。

 

実際それが自分のモチベーションの支えにもなってるよね。

 

2回目の開催以降は、「ママ友」さんがチラシとかを自主的に配ってくれて、「ママ友」さんの知り合いがどんどん来てくれるような状況になっていって。

 

チラシの数は増やしてないのに、回を重ねるごとにどんどん人数が増えていくっていう(笑)

 

それと、母親に対して強く感じたことがあって。「女性ってすごい」って。

 

食事を提供しながら、さりげなく世間話をして相手の話を引き出したり、時には悩み事まで打ち明けられたりして。 親御さんとの信頼関係を築ける場になっていたり、相談所として機能し始めているのがすごく嬉しい。

 

これは母親の力によるところが大きいのかなって。

 

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お母さんさすがだね!

 

それにしても「台所ママ」恐るべしだね!(笑)

 

 

「お客さんは0人でも開催できる」目的を明確にしたらお話会をする腹が決まった

 

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ちょっと話変わるけど、子ども食堂開始と並行して「お話会」も始めてるんだよね?

 

お話会はどんな経緯で始まったの?

 

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流れとしては子ども食堂と同じで、神名流しとかお下がり配りの延長なんだよね。

 

ただ、子ども食堂のケースと違う点は、教会単位としての挑戦というよりは、僕個人の挑戦っていう意味が強いかな。

 

大亮様とか色んな若い人がお話会を開催してるのを聞くたびに、自分もやりたいなっていう気持ちは前からあって。

 

でも「お客さん0人だったらどうしよう」っていうのが引っかかって尻込みしてたんよ。

 

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普通はそう思うよね。

 

でも何かきっかけがあったってことだよね?

 

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そうなの。

 

ある先輩から

「お話会したいんだったら、置き所が大事。なんでやるのか。たくさん集めて信者を集めたいのか。地域との関係をつくりたいのか。お話の勉強をしたいのか。勉強なら壁に向かってでも話せる。0人でもやれるんだよ。」

 

っていう事を言ってもらって。

 

もちろん地域との関係を作りたいっていうのもあるけど、それ以上に自分の話の質を上げたいっていう気持ちが強かったのもあって「0人でもいいから挑戦しよう!」って思えたんだよね。

 

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まるで周りがお話会に向かわせてるかのような話だね。

 

お話会に関しては両親はどんな反応だったの?

 

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「陽気暮らし講座でもいいじゃん」って(笑)

 

でも、いくらすごい先生が来てくれてもその先生がずっと居てくれるわけじゃないじゃない?結局次に繋がらないというか。
陽気ぐらし講座がダメっていうんじゃなくてね。

 

陽気暮らし講座とお話会は全然違うものなんだっていう説明を、ハッキリと伝えることができたのは大きくて、それで納得してくれたね。

 

 

「お客さんが1人でも来たらラッキー」モチベーションは数ではなく自分自身の成長のため

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実際やってみてどうだった?

 

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今まで8回開催したんだけど、ありがたいことに0人っていうことがなくて。
毎回欠かさず来てくれる方が居て、その人が子どもを連れてきたり、今度はその人が孫を連れてきたり。

 

0人の心配はなくなってはいるけど、「0人でも仕方ない」っていう覚悟は今でもあるね。
 

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自分の中で変化してきたこととかある?

 

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めちゃめちゃあるね。

 

話のネタを探そうと思うと、自然と通り方が変わってくるんだよね。それってつまり見方が変わってくるっていうこと。自分にとってすごくプラスになってる。

 

それから、原稿を作る時にどうやったら信仰のない人に伝わるかっていうのをすごく意識するようになったかな。寮の幹事とかって説明めちゃくちゃ難しい(笑)。「相手の立場になって言葉を選んでなかったな」という気づきを得れたり。

 

あとは、話してる時の自分のたたずまいとか、目のやり方とか技術的な部分もすごく勉強になってる。
 

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「話の質を上げる」っていう当初の目的通り、自分にとっての学びの場になってるんだね。

 

素晴らしい!

 

 

青年会本部の方向転換が自分の中のフィルターを外してくれた

 

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伊勢谷と言えば「色んなことに挑戦してる」イメージをもつ人が多いと思うけど、高校時代はあまり挑戦するイメージじゃなかったよね?(笑)

 

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そんなことないわ!(笑)

 

確かに現状維持も嫌いではなかったけど(笑)

 

でも基本的には新しいことするのは好きだったと思うよ昔から。

 

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それは失礼しました(笑)

 

でも今ものすごく駆け抜けてるイメージがあるけど、そういう風になったのはなんかきっかけはあったわけ?

 

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あるね〜。

 

一番はやっぱり青年会本部の方向転換だよね。あまり打ち出しをしなくなったり、大亮様とか青年会本部がなりふり構わず面白そうな事をどんどんやるようになって。

 

それがきっかけで、新しいことにチャレンジすることへのフィルターがとれたと思う。 3年前の自分なら子ども食堂に反応すらしてなかったかもしれない。

 

正直それまでは、青年会の打ち出しに息苦しさを感じてて。
・そんなの自分の分会では無理
・メンバーのメリットを活かせない
・息苦しい

 

方向転換してくれたおかげで、しんどかった部分を全部なくすことができた。 その辺から、やりたことをやりたいようにできる環境が整ってきてるよね。

 

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大教会では青年会委員長も勤めてて、そっちも色々挑戦してるみたいだね。

 

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そうそう。

 

「東海つながり隊」っていうのを作ったんだ。それまでは学生会との繋がりは独自に持ってたんだけど、そこに絡んでない人とかそれ以外の若い人とはあまり繋がりがなくて。 性別とか、年代を越えて若い人が居心地のいいと感じるようなコミュニティを作りたくてね。

 

東海大教会にはこんな居場所があったんだ!」って思ってもらえるような空間づくりをしたり、発信したりしてる感じ。

 

中には「会社作りませんか?」って言ってくれる仲間がいたりして(笑)今後が本当に楽しみなんです。

 

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会社!?

かなり面白いことになってるね!進展があったらまたインタビューしたいね(笑)

 

色々挑戦してる人って少なくないと思うけど、大教会単位で加速出来てるのって珍しいケースなんじゃないかな? 会社設立にしても、東海つながり隊にしてもこれからのモデルケースになっていくかもしれないね!

 

 

ワクワクが止まらないから挑戦も止まらない

 

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今後の展望とかある?

 

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そうだね〜

 

子ども食堂に関しては、台所ママの志願者が増えてきてて、そのお陰で僕とか両親がお客さんとのコミュニケーションに時間を割けるようになってきてる。より深みのある環境にしていければって思うね。

お話会は、地元の友達とかを誘って見たいかな〜。 毎回来てくれるおしゃべり好きのおっちゃんがいるんだけど、その人に前座みたいなのをやらせてみても面白そうだなって(笑)

 

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保育士の妹さんが提案して始まったキッズルームではクレープ作りなど子どもがワクワクするような企画で楽しませてくれるから、大人は安心して食事を楽しめているそう。

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それは面白そう(笑)

 

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あとは、原稿が溜まってきてるから本とか何かしらの形で発信出来たらいいなっていうのもあったり。

 

可能性は山ほどあるね。

 

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本出たら楽しみだね!

 

買わないけど(爆)
 

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彼の挑戦はまだ始まったばかり。
 
これからもどんどん楽しい事を思いついて、周りを上手に巻き込んでその熱量を伝播させていくんでしょう!
 
最後にちょっとほっこりする伊勢谷エピソードを紹介して終わります。
 
 

 

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お話会の後に茶話会をするんだけど、あるご婦人が

 

「娘帰宅が遅い時間帯になったり、暗くなるのが早い時期はすごく心配するんだけど、伊勢谷さんがカンカンやってくれてるお陰で安心できるんですよ」

 

っていうお話を聞かせてくれたんです。

 

 

 

今日も一日陽気ぐらし!