青年会が天理教組織をリードすべき理由

考え方

どうも、コムヨシです。

みなさんは、何かしらの組織に属していますか?その組織の体制や方向性に満足していますか?

軽い気持ちで読んでくれると嬉しいです。

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その組織の目的ってなんですか?ってこと。

ボクは天理教という大きな枠での組織に入っています。

そして世界中に17,000弱ある天理教の教会の中の一つの教会の会長を務めています。

天理教には、婦人会、青年会、少年会、学生会

という年齢や性別で細かく分けられた組織があり、それぞれがその組織の中で、それぞれの特性を活かしながら天理教の果たす使命である陽気ぐらし世界を目指し、活動しています。

さらに、直属と教区支部という分け方もされます。

直属とは簡単に言うと家系図のようなもので、教祖から自分に至るまでの信仰が伝わって来た経路とでもいいましょうか、信仰=血縁と考えても差し支えないかもしれません。

教区支部というのは、都道府県を教区(例:青森教区、東京教区)、さらに教区内を地域ごとにわけたものを支部とよんでいます。

いま読んで下さってるアナタの心境と一緒で、もう何がなんだか訳がわからないんです。いや、わかりますけどね。めんどくさいんですよね。

わかるんですよ。色んな価値観とか世代とか、地域差とか男女の特性の別だとか、そういうものを細かくフォローしながらそれぞれが、よりイキイキ出来るようにそれぞれに特化したものを成したいという気持ちは、わかります。

でも、やっぱりしんどい。

何がしんどいのかを真剣に考えてみたんです。

身近な目的を完全に見失ってるってことに気づいたんです。

天理教は、その目的は先ほども書いたように大きくは陽気ぐらしです。

でも、その陽気ぐらしという生き方があまりにも漠然としすぎて、よくわからない

目指してる我々が本当はよくわかってない。こんな感じなんじゃないかなという感じはあるけど、イマイチ確信がもてない。

だから、正直なにをやったらいいのかわからない

いまの自分たちが目指すゴール地点が設定できない

つまり、目的がないままに組織だけが動いてるってことがボクが感じるしんどさの正体だったんです。

いくら正論でぶつかっても、分かってない人に何を言っても無駄だから。

そう、無駄なんです。

なんでって、分かってないから。

なにがわかってないかって、自分がなんのためにその組織に属しているのかすらわかってないから。

だから、ほっといたらいいんです。そんなところに大切なアナタのエネルギーを浪費するなんてもったいないお化けがでます。エコでいきましょうよ。

アナタがやりたいようにやればいい

その境地にたどり着くとある事に気づきます。

あれ?

ってなります。ボクもなりました。

何をやったらいいんだろう。どこに向かったらいいんだろう。

そこが出発点です。

そこまで来たらあとは出発するだけ、いや、もう出ちゃってます。ちょろっと。

そもそも組織っていうのは、目的が最初なんです。その目的に賛同してくれる人が集まるから組織として機能するんです

だから、その組織がもしも、目的地を見失っているなら、アナタ自信がわくわくするような目的を探してみましょう。

もしかしたら、その組織自体がもう必要ないって言う場合もあるかもしれません。思い切ってストップさせるのも新たな出発に繋がると思います。

目的地を照らしてあげようって思ったら、わくわくしてきちゃったぜ。

ボクは去年から支部の中の青年会委員長をやらしてもらってます。僭越ながら。

今ふりかえってみれば、完全に目的を見失ってる状態でした。

ぼくはそれを、上層部のせいにしてたんですよ。たしかに実際の原因はそこなんです。

でも、さっきも言ったように、言ってもわかんない人に何を言ったって何にも変わらないんです。自分一人が腹を立てて、面白くなくて、そんな機嫌のまま家に帰るから家庭内もちょっとぎこちなくなっちゃう。だれが悪いってボクが悪いんです。それがわからるから余計腹が立って、さらに上層部に腹を立てる。

THE 負のスパイラルです。

やっとそこから抜け出せたんですよね。しかも昨日。

毎月、支部青年会の例会をやってるんですけど、いつも行事に向けての相談ばっかりで、肝心な組織の相談がなされたことはほとんどなかった。

それを先月の例会では、いまある行事を見直して、やめるものは思い切ってやめた。その分、組織について考える時間を増やしたんです。

そして昨日の例会では短時間でしたけど、徹底的に組織の存在意義や目的、果たすべき使命なんかを話し合いました。

話し合いのポイントとしては、もしもこの組織が消滅したらどうなるか。誰か困る人はいるのか。なにか滞るのか。など。

こういう視点から組織を見たことによって、逆にこの組織にとって大事な部分が浮き彫りになりました

そして今回はこれだけで終わらなかったんですねー。

支部の中にも婦人会、少年会、学生会があるんですが、これらの会の連携が全くと言っていい程とれていない。むしろそれぞれの会にとって他の会の存在がちょっと邪魔くさい感じすらあった。同じ天理教で同じ目的に向かっているのに。

さっきもいったように、そういうのをボクは上層部のせいにしてたんです。

でも変わらないなら自分が動くしかない。そこで気づきました。

青年会を中心に各会をまわせばいい。

他の会が目的を見いだせていないのなら、青年会が目的地を照らしてやればいい。

そう思ったんです。上層部の指示をまって、それに従ってやるよりも全然面白い。仮に上層部から指示が出たとしてもそれが自分がわくわくするものだとも限らない。それなら自分がわくわくする目的に向かおう。そしてその目的を他の会ともシェアして、より盤石な体制でそこへ向かおう

しかも、無理矢理やらされてるような体制ではなく、それぞれの会がわくわくするような、わくわくのスパイラルが二重にも三重にも広がっていくような、そんなものを提供しよう。そんな例会になったんです。負のスパイラルから抜け出せて瞬間でした。

まとめ

いま三八支部青年会で一番大切にしていることは、集まる人数にこだわることではなく、伝統と言われる既存の形に固執することでもなく、それぞれがわくわくするようなことを探していくことです。

そしてその価値観を他の会に伝播させていくことです。青年会が中心となって企画するイベントに色々な価値観を詰め込んで、いままでみたこともないような景色をみんなで見に行く事です。

なんて素敵な組織でしょう!

よし!明日からかますぞ!

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